みなさん美容院・美容室には行っていますか?
髪の毛を切れば気分も一新、足取りも軽くなりますよね。ショーウィンドウや車ガラスに写る自分をみて『おやおや。キムタクがおりますな』と思ってしまいます。
僕は1~2ヶ月に1度は美容室で髪を切っていますが、毎回違う店舗に行っているんですよ。そこで色々な店舗に行って思ったのが美容室・美容師さんの接客って他接客業に比べて少し変わっていませんか?
今回はそんな美容師さんの「行動」「タメ口」そして、シャンプー中の『痒いところありませんか』に対して、人類最大の謎だった返答方法を書いていきます。正しい答え方はコレです!
痒いところありませんか
シャンプー中に必ずと言っていいほど、美容師さんに聞かれるセリフですよね。コレ毎回思っていたケド、もし本気で痒かったら何て答えれば良いんですかね。
だって後頭部って特徴がないじゃないですか。例えば背中が痒かった場合「左肩甲骨の下辺りが痒い」とか「腰近くの背骨が痒い」とか言えますよね。
それに比べて、後頭部って後頭部しかないんですよね。もうこの時点で自分が何言っているか良く分からないんですが、後頭部って後頭部しかないんですよ。
後頭部で相手に正確な位置を伝える方法って、本数で伝えるのが1番なんですよね。前髪から数えて41,888本あたりが痒いんだとか言えばいいんですよ。
この方法で考えられることとして、客が頑固オヤジで本数を数え間違えた場合『バカ野郎‼ソコは41,885本のところだ!!そんな間違えするなら美容師辞めちまえ』みたいに怒鳴られる可能性が出てくることですね。
でもね。その頑固オヤジはそれから20年間通い続けてある日一言『昔怒鳴ってやった新人がこんなに立派になりやがって。今日はあの日と同じ41,888本目が痒いな。おっと、当時に比べて俺もだいぶハゲたからな。41,888本目は背中の毛になっちまったよハハハ』みたいな温かいストーリーが生まれる可能性がある、人情味溢れた方法なんですよね。
でもね、残念ながら前髪から○○本目が痒いは現実的ではないんです。本気で数えられても時間が掛かるし、枝毛は2本としてカウントするのか問題も解決しなければいけません。
ソコで他の方法として、後頭部には申し訳程度の特徴としてツムジがありますよね。それを利用してツムジから背中に向かって3cm移動したところが痒いとか言えば良いんですよ。
ツムジから背中に向けて3cmのところが痒いのは伝わりましたよ。でもね、今度は角度の問題が生まれる訳ですよ。コッチは後頭部右側が痒いのに、背中方向へ3cmとしか伝えなかったらピンポイントに掻いてもらうことは不可能ですよね。
なんで、角度は大事です。ツムジを中心にして円分度器で考えれば前髪中心が0度・背中側中心が180度になりますよね。
美容師さんに痒いところを伝えるにはどうすれば良いのか。そう、長年多くの人類が悩んでいたことがついに解決したんですよ。
例えばシャンプー中に痒いところがあったら、ツムジから3.2cm・角度は219.8度のポイントが痒いとの伝え方で良いんです!!もうね、アインシュタインの特殊相対性理論にはギリギリおよびませんが、ソレに近い大発見だと自負しています。
ただね、自画自賛しといてこんなこと言うのもアレですが、正直角度とか建設業の人間じゃなきゃパッと出てこないですからね。ココまでくると「もう、伝えるのめんどくせぇ」となります。
今度痒いところ聞かれたら『股関股関』って言ってやりますよ。
シャンプーすすぎ中に話しかけてくる
これね。本当に止めて欲しいですよね。
コチラは今シャンプーをすすいでいる訳ですよ。シャワーから勢いよく流れ出ている水が耳元でけたたましい音を鳴らしているんですよ。
耳元のシャワー音で他の音が全く聞こえない中、話しかけて来てくる美容師さんはなに言っているか本当分からないんですよね。
またシャンプー中に顔に掛けられる薄い紙のせいで相手の表情も読めませんしね。ちなみにアレの名前って「フェイスガーゼ」と言います。
話のネタになるかなと思って名称を調べたら「フェイスガーゼ」って出てきて、普通すぎて凹んでいます。正直もっとカッコイイ名前を想像していました。「ホワイトラビリンス」とかね。
『またコイツ変なこと言い出したよ』とか思っているんでしょ?でも想像してみてください。もし名称が「ホワイトラビリンス」だったらこんなカッコイイ場面にも出会えるんですよ。
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オーナー『A子さん、あの女性のお客さんのシャンプー時にホワイトラビリンスをかぶせないで』
A子『オーナー、どうしてですか?』
オーナー『あの女性、今叶わない恋をしているみたいなんだ。これ以上ラビリンス(迷宮)に迷わせたくないからさ…』
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ねっ。オーナーめっちゃカッコイイやん。
でさ、話を戻しますがシャワー音で全く聞こえない中、こちらが適当にあいづちを打って話が終わったと思って安心しますよね。カット席に戻ったところで美容師さんから『でさ、さっきの続きなんだケド~』ってくるわけですよ。
もしかして、コッチが聞こえていないことを分かっていて遊ばれているのではないかと思うことありますよね。
聞き取れないから適当な返答
先ほどとは反対な状況で、今度は美容師さん側が会話を聞き取れなくて適当な返答をするパターンです。
これね、多くの人が共感してくれると思うのですが、美容師さんって聞き取れない会話を適当に解釈して返答するクセがありますよね。
主観ですがその理由って、美容師さんは指名を取るのも仕事だから、客に気持ち良く居てもらうためにも会話の「テンポ」を大切にしているからだと思うんですよね。だからテンポを崩したくない人が多く、例え全て聞き取れなくても聞こえた部分だけを繋ぎ合わせて予測変換・理解しているんだと思います。
例えば『学校へ向かう途中 バスに乗り遅れたケド 間に合った』で『学校へ向かう途中 間に合った』しか聞こえなかったとします。でも美容師さんは「学校 間に合った」の単語で予測変換・理解して『そっかー良かったね!!』と返答してくれるんですよね。
今の文なら良いんですが、以前僕が美容師さんとした会話で『友達が バイクで 走ってて大ゴケした』の「バイクで」部分が聞こえなかったんでしょうね。美容師さんの中では『友達が 走ってて大ゴケした』と理解され、ゲラゲラ笑われたことありました。
しかも『大ゴケすると恥ずかしいよね~(笑)』とか言われましたが、バイクで大ゴケした友人は恥ずかしいどころか、生死の境を反復横跳びレベルで行き来していましたからね。
ただ、僕も相手が言っていることを理解できないまま会話を進めることが頻繁にあるので、美容師さんのこの気持ちはメチャクチャ分かるんですけどね。
何故か客にタメ口美容師さん
全員とは言いませんが、美容師さんで客に対してタメ口を使う人って結構いますよね。
美容師さんがタメ口で話しかけてくることが気になる人もいると聞きますが、僕はソコまで気にならないですよね。単純に元ヤンキーなのかなって思ってしまいます。だって初対面相手にタメ口で話すとかただのヤンキーですからね。
でね、タメ口に関して実は1つだけ気になることがあります。それは美容師さんが他店の美容室で切ってもらった場合、客側美容師と店側美容師はお互いタメ口で会話をするのかがズッと気になっていました。
まぁヤンキー同士なんでお互いタメ口で会話すると仮定して、美容室に行くと必ず『職業はなに?』って聞かれるじゃないですか。ソコで客側美容師は答えるので同業だとバレる訳ですよ。
ソコからやはりヤンキーたちで、店側美容師がゾロゾロ集まってきて『舐めた口ききやがって』とか『無事に帰れると思うなよコノヤロー』とか言うんですよね。
そしたら客側美容師が『おいおい、俺は○○店の美容師だぜ。』とか言うと店側美容師たちが、どよめき出すんですよね。
そりゃヤンキーの世界ですから○○高校在校とか○○中学出身とかはステータスなんですよ。それと一緒で美容室の世界でもヤバイで有名な店舗があって、ソコにはヤバイで有名な鈴木先輩的な人がいるでしょうね。
そんな不穏な雰囲気の中、奥の席で客対応をしているボス美容師さんがいるわけですよ。
客側美容師『調子のって接客してんじゃねーよ。テメー、何中だよ?』
ボス美容師『ブロー中だバカ野郎‼』
こんなやり取りがヤンキー美容師さんの世界ではきっとあるんですよね。完全なる僕の妄想ですけどね。
最後に
『休日は何しているんですか~?』と聞いてくる20代前半の女性美容師さん。いやいやいや、業務の一部で会話をする必要性があるとしても、34歳オッサンの休日とか1ミリも興味ないよね。
「最近出てきたお腹を凹ませようと休日にジョギングを始めたケド、思った以上にいろいろな筋肉が衰えていて、走るたびにプップッと放屁を許してしまうケツ筋のなさにビックリした話」に興味あるなら喜んでお話しますよ。
「休日は何しているんですか」よりも「健康診断のコレステロール値どうでした」と話を振られたほうが断然のれる。
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