静岡県でブッ飛んでいると有名な施設、怪しい少年少女博物館の姉妹店「まぼろし博覧会」に行ってきました。
もうね、施設内の展示物ほとんどがブッ飛んでいて、個々の存在感が凄い。
そんな自己主張が強い展示品の中で、群を抜いて目立っていたのが、実はレトロ昭和ポスターと昭和レコードジャケット。
これらポスターとレコードは、まぼろし博覧会の中では派手さはないが、存在感があり希少価値もあるのでワザワザ見に行っても良いほど。
また、デザインには時代色を感じられるので、当時のファッション、色使い、構図などが逆に新鮮でワクワクさせてくれます。
ココでは1部ですがジャンル別にポスターを紹介。
気になったらアナタは是非1度、まぼろし博覧会に足を運んでみて下さい。もうね、レトロ昭和ポスター館として、営業できるぐらいの量と質ですよ。
※アダルト色が強いポスターは掲載していません。安心して閲覧してください。
※ケース越しに撮影したモノに関しては若干見づらいです。
まぼろし博覧会 施設概要
オモチャ箱をひっくり返したような楽し気な入口
そう思って子供を連れて行くとグレること間違いなし。まぼろし博覧会を出たころにはビュアな心はなくなり「テラスハウス」や「あいのり」はヤラせだと言い出しますよ。
アクセス・住所
〒413-0231
伊東市富戸梅木平1310-1
入場料金・駐車場料金
■大人1,200円
■小中学生600円
■駐車場無料
昭和の時代を通り抜けエリア
まぼろし博覧会は施設内で3つのエリアに分かれており、ポスターが貼られているのは昭和の時代を通り抜けエリア。そのためポスターも昭和時代のモノが中心。
画像で分かるように、多くのポスターは施設内通路の壁に不規則に貼られています。
昭和43年の物価と給料
当時の物価と給料表が貼られていましたので、ソレも記載します。
広告に記載されている金額と照らし合わせてみると面白いかも。
飲食物関係ポスター広告
見出しTOPはコカ・コーラ広告
当時からコカ・コーラの広告は青春感を前面に出しているようですね。
暗い青春時代を過ごした陰キャラ僕にとっては、破壊力大のポスター
てかゴール役の人は、ゴミ箱持たされているし完全に僕寄りのタイプでしょうが。笑っている場合じゃないぞ。
飲料品ポスター広告
食料品ポスター広告
乗り物関係ポスター広告
見出しTOPはブリヂストン自転車広告
広告内左上、女の子コメントが「いちど乗ったらもうやめられないわ」
酒井ナントカさんやピエールナンタラさんもビックリの相当ヤベー自転車だと分かります。
バイクポスター広告
車ポスター広告
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広告下に記載されている文言
「おっ こしゃくゥ!思わず声の掛かるスキッパー」
これまでの人生で「こしゃくゥ!」って言葉を発したことは無いし、これからもないだろう。そもそも昭和を生きてきた人も「こしゃくゥ!」を使ってなかっただろう。
でも、その言葉選びも昭和広告感があってイイですね。
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どうでもいい話ですが、僕が18歳の頃初めて買った車がこの車種ブルーバード
乗っていたのは10代目ブルーバードではあるが、当時からデザインのせいでオッサンカーと言われていた車
そんな車をフルスモークにして、ダッシュボードにはピンク色のフワフワマットを敷いて、ココナッツの匂いがする芳香剤を置いていました。
当時付き合っていた彼女の大学に、ソレで迎えに行っていましたからね。彼女の引きつった顔を思い出すと、彼女にとって僕が憂鬱な鳥だった訳だ。ブルーバードだけにね。
製品関係ポスター広告
見出しTOP広告はブリヂストンのタイヤ広告
もうね、擬音表示が意味不明過ぎて好き。
電化製品ポスター広告
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Tシャツのデザインといい、起用女性といい、オシャレな広告ですね。
日常品ポスター広告
薬ポスター広告
ストリップ劇場ポスター広告
見出しTOP広告はスト劇場の広告
この広告を見て『よしっ!入ろう!!』って思えるかな~。思えないな~
ちなみに現地まぼろし博覧会ではココで載せられないような、直球広告が多数
その他
見出しTOP広告は世界一周旅行の広告
注目して欲しいのは費用「7,800円」部分
出発日時が昭和14年となっているので、当時の公務員初任給を調べるとまさかの「約75円」。ソレを考えると費用「7,800円」ってヤバくない?
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青空の下で行われる公園祭りのポスターとは思えない、妖しさエロさがありますからね。
そう思って見ると開催日の1949年11月5日~9日も
194(イクよ)9(ナイス)年11(イイ)月5日~9日(ゴックン)と読み取れてしまうから不思議
最後に
ココで紹介したポスター広告はほんの一部です。
現地にはまだまだファンキーで面白い広告が沢山ありますので、気になる方はまぼろし博覧会に行くことをオススメします。
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