タイで運転する必要が出てきて、
『タイで運転か~。ヤダなー怖いなー』と稲川淳二が乗り移ったかのように何度も呟いているそこのアナタ
タイのプーケット滞在中に毎日車を運転していた僕がアナタに伝えたい。タイプーケットでの運転は怖くないから安心して欲しい。
『ハイハイ、どうせ普段から海外に行き、英語とかペラペラな海外旅行慣れしているタイプだろ』とか思っています?
否!
こちとら貧乏過ぎて自宅で作るカルビスが薄すぎてもはや水レベル。「体にピース」すらできない程なのだから海外旅行なんて今回のタイ旅行で生涯2回目
また英語に関しては本当に義務教育を受けてきたのか疑うぐらい話せない。カラオケで英語の歌詞が出てきたら『ふふん♪』と鼻歌で誤魔化す。
だから「Dragon AshやONE OK ROCK」を歌うとほとんどが鼻歌で終わる。
そんな下等生物の僕が、プーケットで運転は難しくないと感じたのだからアナタも問題なく運転できる。
ただ、タイの交通ルールなどを事前に理解した方が当日、冷静に安全に運転ができる。
なので、今回の記事ではタイプーケットの「信号機見方や駐車禁止エリア等の基本運転ルール・注意点」を画像を多く使用して説明していく。
タイ関連のブログ記事
本題に入る前に関連記事を紹介
下記がタイ旅行関連のブログ記事です
↓
車は右ハンドル左側通行
画像は実際に現地でレンタカーをして乗っていた車の外観と内部。見た目も操作も日本の車両と何ら変わらない。
日本と同じ右ハンドルで、道路も日本と同じ左側通行。なので日本の感覚で運転することができるのでスグに慣れるだろう。
渋滞は意外と少ない
タイの首都バンコクでは1時間に数メートルしか動かないこともあるほどで、渋滞がひどい地区として世界的に有名。
ただ、観光地のプーケットでは安心して欲しい。
プーケットの市街地周辺では慢性的に渋滞が発生しているが、ノロノロと10kmぐらいの速度で進むのでソコまでストレスも感じないだろう。
また市街地中心部を抜けると渋滞はほぼなく、快適なドライブをすることができる。
信号機の見方に注意
画像1枚目、信号機の赤矢印が見えるだろうか。
日本では信号機の矢印は進めの意味を持っているので、その感覚で運転をしているとパニックになる。
赤矢印の方向は止まれ
画像1枚目の赤矢印の意味は「矢印の進行方向は止まれ」だ。なので日本の矢印と同じノリで進むと死ぬ。マジで死ぬ。
画像2枚目の青矢印で、その進行方向を進んで良いことになるので注意して欲しい。
左折は基本いつでも良い
滞在中は慣れるまで時間が掛かった部分だが、タイでは「左折は基本的には信号関係なく進んでOK」だ
ただし左折車は優先度が低いので、他方面から車が来たら譲ってあげる必要がある。左折車はいつでも進めるのだからチョット待てよってことだね。
ごく稀に左折禁止の場所があり、標識表示されているようですが自分は遭遇していないです。
左車線で信号待ちはしない
注意して欲しい部分。
信号待ちをする際は左車線を避けること。
何故なら直進するのに左車線で信号待ちをしていると、左折車に凄い勢いでクラクションを鳴らされることになるから。
微笑みの国とは思えないぐらいヤベー鳴らされますからね。
法定速度は道路による
タイの法定速度は市道が80km未満・高速道路は90km未満で走行可能だ。それ以外では人が多い・カーブが多い場所などは速度標識が出ていたりする。
ただ、法定速度はソコまで気にしなくても良い。
何故なら慣れない道路で単独で80km~90kmなんて出せないだろうし、周りが飛ばしているから流れに乗る以外選択肢がないから。
路上駐車で停めても良い
画像は郊外の道路を車内から撮影したモノだ。
画像1枚目に写っている車はすべて路駐車で、狭い道でも停められているので縫うように進む必要がある。
画像2枚目も多くの車が路肩に路駐しているのが分かるだろう。画像で分かるようにタイのプーケット郊外ならどこに停めても大体は問題ない。
てか、パーキングがないので選択肢が路駐しかないんですケドね。
繁華街・市街地ではパーキング
※繁華街で歩行者天国の時間帯になっても移動しない車に警察官がチェーンを付けている場面
市街地では車・人の往来が多く、道も狭い上に警察官の取り締まり巡回もある。そのため路駐ではなく、停めやすいパーキング利用をオススメする。
ただ、パーキング自体の数が少ないので、路肩にあるパーキングに停めることは諦めた方が良い。
市街地では大型ショッピングモールが1~2個はあるので、ソコにある有料駐車場に停めれば良い。
路上駐車禁止のライン
画像内で縁石に塗られている赤白のライン。この赤白ラインがある路肩は駐車禁止のサインなのだ。
決して「愛してるのサイン」ではないのでドリカム好きは間違えないように。
標識などで駐車禁止表示されている所もあるが、タイ語英語が分からない僕はコレを見て判断をしていた
ハンプは道路に一定間隔
裏路地などの狭い道路には一定間隔でハンプ(隆起)が設置されている。画像内で地面に黄白ラインに塗られている部分がハンプ(隆起)だ。
道路の一部を上げてコブを作ることで、通過時に強い振動を与え運転手に減速を促すものとなっている。
ちなみにハンプであってバンプではない。ココで「見えないものを見ようとして」もきっと見えないのでBUMP OF CHICKEN好きは間違えないように。
減速しないで突っ込むと体が浮く
このバンプだが気づかないでスピードを出したまま通過すると本当に危険。
自分はハンプに気づかずに減速しないで通過したら車が跳ねて、ハンドルを持ったまま体が派手に浮いたので死を覚悟した。
死を覚悟した時間の中では走馬灯が流れ「中学生のころ存在感が薄すぎて付いたアダ名がクリアファイルだった」思い出が流れてダメージ1,000ほど受けた。
タイ独自の運転注意点
日本でも車関係で独特なルールがありますよね。
サンキューハザードとか、
車高が低い軽自動車からスエット姿の家族が出てきて、その子供の襟足が長く金髪だった場合、微妙な気持ちになりつつも優しい気持ちで見ちゃうとか
それと同じでタイ独自の注意点があるのでソレを伝えますね。
車間距離が近い・運転が荒い
現地人の運転に乗った際に助手席から撮った写真
画像では伝わりにくいかも知れないが、走行中に前との車間距離がこの距離感とかメッチャ近くない?
カップルで例えたら、
『今ウチに両親いないんだよね…』「え..そうなんだ」的な会話をしている距離感だよコレわ
この運転手だから車間距離が近いのではなく、多くのタイ人がこの車間距離で運転をしているので「タイ人は車間距離が近い」と頭に入れておくとよい。
右折でも気を付ける
タイでは右折する場合でも、後続車巻き込みに気を付ける必要がある。
何故なら市街地では後続バイクが右側からでもバンバン追い越してくるから、気を抜くと右折で巻き込んでしまう。もうね。タイのバイク連中はもれなく全員暴走族だからね。
車線を守らない
車線を守らずに走る車が多い。特に中央線を越えて走ってくる対向車が多いからマジで怖い。
車線を守らないと感じるのは恐らくバイクなどの追い越しで、横へ避ける幅が大きいのと元位置に戻るのが遅いのが原因だと思う。
譲り合いの心はない
例えばアナタが市街地中心部で路駐後、発進のため流れに合流しようとする。
ソコで日本のようにウィンカーを出して誰かに譲ってもらう&切れ目を待っていたら一生その場から抜け出すことはできない。諦めて住民票をソコに移して永住を決めるだろう。
タイでは我先にと車が進むので、永住しないためにも無理矢理に列へ入り込むしかない。相手の速度をみて頭(パンパー)を列に入れれば相手も減速するからその隙に行くべし。
合流に自身がない方は市街地中心部では路肩に停まらないのが良いだろう。
タイで運転は簡単
以上がタイのプーケットで僕が肌で感じ、ときにはタイ人に聞いて理解した運転ルールだ。
数時間運転すれば慣れることができると思うので、そんなに心配しなくても大丈夫だよ。
コメント