以前に【ベトナム旅行に子供連れ(1歳11ヶ月)は大丈夫か行ってみた】の記事を書いた。
それから2年ほどが経ち、我が家では新たに長男が生まれ4人家族となった。
ベトナムで海外旅行の楽しさに味をしめた我が家、今度はタイのプーケット旅行を計画。
ただ休暇取得の関係でベトナム旅行のときよりも、年齢が低い幼児(長男1歳5ヶ月)を抱えて行くことに。
もうね。
幼児を連れてプーケット旅行を考えているお父さんお母さんに伝えたい。主観だが1歳5ヶ月を抱えて長時間の飛行機移動はムチャだった。
ちなみに長女(3歳11ヶ月)は1人で遊ぶことができる年齢なので、DVDやゲームアプリ対策で終始ご機嫌で過ごしていた。
今回のブログ記事ではタイのプーケットまでの移動に「1歳5ヶ月連れは大変」だったことを親目線で伝える。
飛行機移動の対策を考えるときに使って欲しいし、事前に大変だったポイントを知ることで心の準備もできるのでこのブログ記事を活用して欲しい。
また、海外旅行に子供を連れて行く年齢はいつから・何歳からと悩んでいるアナタの参考になれば嬉しい。
ちなみに同じ条件で次もタイに行きたいかと言われたら答えはNOだ。
タイ旅行関連のブログ記事
本題に入る前に下記がタイ旅行関連のブログ記事
コチラも良かったらどうぞ
↓
海外旅行の子供連れ年齢
アナタがイメージしやすいように、タイ旅行当時の我が家の年齢を記載する。
■僕(36歳)
■妻(35歳)
■長女(3歳11ヶ月)
■長男(1歳5ヶ月)
プーケット渡航スケジュール
次に渡航スケジュールを記載する。
日本からタイのプーケットまで直行便はないので経由して行く必要がある。
経由地によって所要時間の差はあるが、大体同じ所要時間になると思う。
羽田出発~プーケット到着まで9時間25分
■羽田空港出発
↓
(所要時間7時間35分)
■シンガポール・チャンギ国際空港
↓
(所要時間1時間50分)
■タイ・プーケット国際空港
単純に移動時間だけで、計9時間25分は機内にいることになる。
ココから乗り継ぎなどの接続待ち時間が加わるので、更に+1~3時間みる必要がある。子連れ親からすると想像しただけで恐ろしくて足がガクガクしてくるだろう。
長時間移動が大変だった理由
ココからは、
長男(1歳5ヶ月)を連れて移動のため9時間25分機内にいることに、親目線で大変だったことを挙げていく。
ただ、今回の長時間移動で一番大変な思いをしたのは間違いなく長男だろう。
飛行機の座席が狭い
飛行機の座席が狭くて圧迫感がある。
0~2歳までの幼児は同伴者の膝に乗せれば無料なのでその形を取るのだが、狭いエコノミークラスを2人で座るのだからますます狭くなる。
そんな状況なので膝に乗っている長男にとって動けるのは上半身だけで、両腕広げたぐらいの空間が長男のスペースとなる
狭い空間から当然抜け出そうとするのでソレを止める親。そして止められるから泣く長男。
この繰り返しでしたよ。
席追加やファーストクラス選択
予算の問題もあるが圧迫感を軽減させるため、席1つ追加やファーストクラスを選択するなどがある。
ただ結局はスペースが若干広がるだけで、行動の制限が取れた訳ではない。
行動が制限されるから子供はグズるので、広くなったところで根本的解決にはならないんだけどね。
体を動かせる場所がない
ご存じの通り、
幼児は同じ場所でジッとすることができない。
もし、膝の上で1時間以上ジッとすることができる1歳5ヶ月がいたなら、それは恐らく1歳児の顔をした近所のお爺ちゃんだ。
歩かせる場所を探す
9時間も席で押さえつける訳にはいかないので、ストレス解消のためにも歩かせようとする。
そこで問題となるのが、機内では歩かせるための場所がないことだ。
機内の通路はすれ違うのが困難なほど狭い。そんな通路で遊ばせる訳にもいかず、長男を抱えてたどり着く場所は飛行機最後尾のトイレ前
飛行機最後尾のトイレ前が救い
お父さんお母さん、
飛行機最後尾にあるトイレ前が唯一、体を動かせるスペースだよ。
最後尾のトイレは通路として使われていない分、人通りも少なく若干広めな造りとなっている。また、客室との仕切りもあるので多少の音なら大丈夫
体を伸ばせる・歩かせることが出来るこのスペースには本当に助けられた。
コレから子供を抱えて飛行機に乗る予定があるアナタは、このスペースがある事を頭の片隅に入れておいて欲しい。
機内でギャン泣き
1歳5ヶ月の幼児なんてイヤなことがあったらスグに泣く。
機嫌が悪いから泣く・眠いから泣く・思い通りにいかないから泣くなど、野々村議員がドン引きするぐらい泣く。
てか眠いから泣くって「泣いてないで寝ればいいじゃん」と思ってしまうのは僕だけじゃないハズ
それらギャン泣きはエレベーター内だろうが電車内だろうがお構い無しに始まり、あやす親を汗だくにしてくれる。
当然今回も飛行機内だろうと関係なくギャン泣きする
他乗客の迷惑にならない場所を探す
飛行機内には無駄なスペースはなく、客席や設備など全てがひしめき合っている。
そのため迷惑にならないところへ連れて、あやそうともドコに行っても大体迷惑
ギャン泣き長男を抱えてたどり着いた先は結局、人通りも少なく仕切りがある最後尾のトイレ前スペース
トイレをコレ程に愛したことはない
ラッパーじゃないけどコレだけは言いたい。
トイレにマジ感謝
最後尾トイレスペースで長男をあやし続けるしかなく、10分しても泣き止まず30分で少し落ち着いて1時間後に再びギャン泣きが始まる。
疲れすぎてコチラも一緒に泣きたくなる。
泣きすぎて吐く
1番恐れていたこと。
泣きすぎて長男が吐き出してしまう。
当然長男に非はないが、嘔吐となると臭いが機内に充満してしまうため、早めの対処が必要となる。
泣き止まない長男に精神的に参っていても、長時間の抱っこで体力的に参っていても、嘔吐物と服を素早く袋に入れる必要があるのだ。
袋とタオルは乗務員からもらえるので、子供が吐いたら声を掛けるべし。
7時間25分は目が離せない
今回タイ旅行での移動時間は9時間25分だ。
その移動時間内で長男が昼寝しているとき以外は見守る必要がある。アルソック社員といい勝負なぐらい見守っている。
長男は場所の違和感があったのか飛行中はトータルで2時間ほどしか寝られていない。
そのため寝ている時間を除いた、7時間25分の間は目を離すこともなく、あやすことも止めず、ほぼ抱っこしている状態となるのだ。
親側の休まる時間がないのが辛い
家にいるなら泣いていても放っておく選択もあるが、機内ではソレが出来ないので7時間25分の間、子守りをするしかない。
映画観賞や雑誌を読むなどは当然出来ず、7時間25分の間は子守のみとなるのでただただ辛かった。
シートベルト着用が辛い
飛行機の離着陸以外でも飛行中に乱気流で揺れるとシートベルト着用の指示が出される。
シートベルト着用の指示が出されれば、例えトイレ前でギャン泣き長男をあやしている最中でも席に戻らなければならない。
もうね
嫌がる長男に無理矢理シートベルトを付けて、自席でギャン泣き長男をあやすとか他乗客にも長男にも申し訳なくて。
周りの優しさに涙
以上がタイのプーケットに1歳5ヶ月を連れて行くのがムチャだったと感じた出来事だ。
今回の旅行では1歳5ヶ月にとって、移動時間が掛かりすぎたことが大きな問題点で反省点だったと思う。
幼児連れで旅行予定のアナタは安心を
親にとって聞くに堪えない状況を伝えてきたが、幼児を連れて旅行を予定しているアナタは少し安心して欲しい。
何故なら子供がグズっているとき、周りにいる乗客が凄く優しいのだ。
コレはベトナム旅行でも感じていたが、東南アジアの人たちは子供好きが多く、子供に寛大な印象がある
出会いの部分なので確実とは言えないが、他乗客が泣く長男を順番で抱っこしてくれたり話しかけてくれたりしてくれる。
疲労困憊で精神的にも体力的にも辛かっただけに、周りからの助けに涙が溢れそうになる。
タイ旅行は子供も楽しめる
ちなみに、
タイ自体は子供も楽しめるので安心して欲しい。
長男は未知のフルーツに驚き美味しそうに食べるし、長女は体力の限り走り回っては夜グッスリ寝てくれる。
旅行自体はとても良かったので、次は長男がもう少し大きくなったらまたタイに行こうと思う。
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